ウルフルズ
ツアー2015 ボンツビアツアツ
2015.09.12
 高崎 club FLEEZ


地下にある、この会場は定員500人くらいのライブハウス。

イメージ

フロアは前から3ブロックに分かれていて、
その間には段差があって後ろに行くほど、若干だけど高くなってる。
ステージは・・・間口が狭い!
そしてステージの両脇にあるPAスピーカーが、
前に張り出してるから、視野角も狭い!
ステージ上には・・・
フロント3人のマイクスタンドとセンター奥にDr。
サポートKeyが無いですね、
復活してからは(FCツアーを除けば)初めてです。


ほぼ定刻開演。
“いつもの”SEで下手袖から登場したメンバー、
今日はサポートなしで[ウルフルズ]だけ。
ひとしきり、観客に満面の笑みを振りまいて、
『さて、1曲目は!?』
軽いDrのリズムと、トタのハープが鳴った瞬間!大歓声!

いい女
 まさか、まさか!の1曲目!!
 「♪〜だけど1つだけ言いたいことは・・・」から続くヒトコトは、
 「今日も最後までよろしくー!楽しんで行ってくれよー!」みたいな挨拶でした。

 歌い終えると、ものすごい歓声。
 すぐに・・・

ボンツビワイワイ
 春先からあったFCツアーや、
 夏の“ヤッサ”で既にお披露目されたいた事もあり、
 客もいい盛り上がり♪


 ト ナイスなコーラスありがとう!ウルフルズです!
   後ろ見えてる!?
   ケイヤンが半ズボンか長ズボンか!?
 ケ どっちでしょうか!?(笑
 ト 言うまでもないですけど(笑

たしかなこと
 この曲が入ってくるとは、ちょっと意外だったけど、
 ちょっとだけ不遇をかこってしまった曲・・・
 良い曲だと思うので、もっとスポットライトを浴びてほしい。

 歌い終えて、しばし間が空く。
 その間、メンバーへの歓声や呼びかけが、
 とても長く続いて、なかなか収まらなさそうなのを見て・・・
 ト もうやるよ!置いてくよ!(笑

クラッター



 ♪〜クラッター!ダッ!ダッ!ダッ!
 歌い終えて、演奏も流れも切らずにすぐ次の曲のイントロへ・・・

すっとばす
 途中の歌詞がグダグダになって
 「あぁ!違う!!(笑」とか自分にツッコんでたな(笑
 それでも元から、そんな歌詞だし何とかなってた気がするけど。


ト おかっしいなぁ・・・
   (“クラッター”で、ほんのちょっとだけトチり・・・)
   ひーふーみー(一・二・三)の数え歌だし、
   間違えようがないのに・・・おっかし〜なぁ〜・・・
   そんな訳で、こんばんはウルフルズです。
   メンバー紹介しようか、
   ウルフルケイスケ。
 ケ 高崎は初めてですね、
   前身の前橋ではやったけどね。(※club FLEEZは前橋から高崎へ移転してきました。)
   あとFCツアー以外ではライブハウスは20年ぶり?
 ト 99年の馬鹿正直(ツアー)の時にやってるけど、
   その時はこんな小さなトコじゃなかったよね。
 ケ ・・・(汗
   16年ぶりという事で・・・ドキドキしてます(笑
   
 ここで勢いをつける様に片足を上げてみる・・・

 ト 意外と上がらへんね(笑
 ケ 吉川晃司みたいにはね(笑
 ト 年々、上がらなくなるよね(笑
 ケ さすがにね(笑
 ジ 全然上がってないですね。
 ト 大きい道路の脇に車停めて、ちょっとそこのラーメン屋に入ろうとして、
   雨の日にガードレール越えようとするけど、股が濡れるみたいな(笑
 ジ 年々、乗り越えるの躊躇しますよね・・・
 ト でも颯爽と乗り越えるのもね・・・何か歳相応じゃなくてヘンやろ。
   「ムリしてんなぁ・・・」とか見られるのもイヤやし。
 ジ 颯爽とコケるのもいいですよね。
 ケ オレ、そういうタイプやわ(笑
 ト 颯爽とコケる・・・(笑/脱力
   そしてサンコンJr
   後ろ見える?
 サ (椅子の上に乗って、ドラムに片足を掛けて立ち上がるけど、
    天井が2mそこそこしかないので、屈んだ状態で窮屈そう。)
   ライブハウスの距離感がいいですね、
   お客さんとはもちろん、このメンバーとの距離感もね。
   ライブハウスらしく「アツアツ」で盛り上がっていきましょう!
 ト そしてジョンB・・・
 ジ 僕らライブハウスから始まったじゃないですか。
   この(トータスのすぐ向こうにケイヤンがいる景色とか、メンバーとの近さ)がいいな・・・と。
 ト 各自のしゃかりき加減が思いっきり伝わってくるね
   さっきの“たしかなこと”のコーラスも、
   あんな!しゃかりきになってやらんくてもね・・・
   もうちょっと抑えてよ・・・って(笑
 ケ 自分でも思った以上にしゃかりきやった(笑
 ト 熱量がすごかった(笑
 ジ 僕の所でも、すごい「岩本さん(=ケイヤン)の声デッカ!」って。
 ト めっちゃデカかった!
   オレが歌う、主メロの方が低いやん。
   ケイヤンのコーラスの方が高いから抜けやすくて(声が通る)・・・
   あんなにせずにね(笑
   放っておいても飛ぶというか、遠くまで届くんやから、
   オフマイク気味にしてもらわんと、
   オレの歌が消えてまうやん(笑
 ケ いやね、だいぶオフ気味にしたんやけど・・・
   そのオフを飛び越えたね(笑
 ト 「半回転」とか「オフを飛び越える」とか、
   概念だけでしゃべんのは・・・
   みんなが共有できひん(笑
 ジ でも、お客さんは嬉しそうですよね・・・
 ト はい。ジョンB(笑
 ジ 楽しんで帰って下さいね(笑
 ケ ボーカルはトータス松本ー!
 ト あっついね〜♪
   あえてスリーピース、チョッキまで着てます。
   でもね、汗もかかないライブハウスでのライブなんてね。
   いっぱい汗かいて、近い距離で楽しんで帰ってもらおうと思います。
   今日はね、ずっと(照明を)暗転せずにやってますけど、
   (OPで登場してから照明は全灯したまま。)
   ずっと俺たちは照らされ続けてるけど・・・
   この流れでどこまで、うまく繋いで行けるか?
 ジ めっちゃ明るいですよね・・・
 ト 次の曲に行こうとしてるのに、この和み具合は・・・
 ジ ビジュアル系って、暗いですよね。
 ト ビジュアル系とは比べないでくれよ(笑
   普段なら曲に行く前は暗転させたりするけど。
   もし、この後も(ツアーを)見に来る人が居るとして、
   そういう箇所(暗転する場面)があったとしたら、
   「あぁ、やっぱうまく行かなかったんや。違ったんや。」って(笑
 ジ 初めての試みみたいですね。
 ト まぁ・・・初めてを試しやすいバンドだね。
   違和感ないもんね。
   まぁ、歌いましょうか・・・ダラダラしやすいし。

あの娘に会いたい



 ト 次は新曲を。
   みんなで一番づつ歌う歌です。

ステキだね
 夏の“ヤッサ”で中途半端な状態でお披露目されちゃった曲・・・
 (センターステージでの演奏だった事で「C&R禁止」でした/笑)
 『歌われるなら今日こそは!』と思ってたけど、楽しかった♪

あーだこーだそーだ



 ト ありがとう!!
   復活して2年、アルバムも2枚出せて・・・
 客 (大きな拍手
 ト いやいやいや・・・(照
   歳のことをいうのも何やけど、
   若い時にさ、歳をとった人が「歳を取るのも悪くないぞ」って言ってたけど、
   20代の頃には恥ずかしいと思ってた事とか、人にどう思われたいとか・・・
   だんだんとね、どうでも良くなってきた。
   全く無くはないけど、自分は小さい人間やし、今でもそう思ってるし。
   でも、いろいろ考えた末に、
   “ボンツビワイワイ”みたいなアルバムも作れたし、いいなと。
   4年半のブランクの間に、メンバーがあちこちで歌ったり、
   活動してきたけど・・・
   今日も、ウルフルケイスケがぜひとも!歌いたいと。

 ケイヤンは「そんな振り方!?」という表情。
 それに合わせて・・・

 ケ 是が非とも・・・?(笑
   1曲歌うぜぃ!!

アホらしい
 いや!ちょっと待て!この選曲は何!?
 ツアーで聞くのは、いつ以来!?
 C&Rが楽しすぎるわ(笑

 ト 何でオレが歌うより盛り上がるんやろう(笑
   続いてジョンBが歌います
   曲紹介なしで行きます!

あんまり小唄



 ト 何で盛り上がるんやろう・・・
   次、歌いづらいなぁ(笑
 ジ たまにしか歌わないから、お客さんが気を遣ってくれてるんですよ。
 ト (笑
   最初お前(ジョンB)が歌って、ケイヤン行って、オレ歌って・・・
   順番逆の方が良かった?
 ジ それを、いまさら言われても(笑
 ト でも、最初に“あんまり小唄”行ったらカオスやな。
 ジ それ以前に“あんまり小唄”要ります?(笑
 ト 今は必要やと思うよ〜!?
   昨今のデザイン問題じゃないけど・・・。
   この歌は、元々タンパ・レッドという人が“アンナフル”という曲を歌っていて、
   それをエルモア・ジェームスが“アンナリー”にして改作してたのを、
   オレが“あんまり小唄”にして、ジョンBが歌うという(笑
 ジ これミック・ジャガーが歌ったんですよね!?
 ト そう!インタビューした時にね。
   インタビューが終わって、ツーショットを撮る前にライトとか直してる時にね、
   二人でポツンとしてた。
   何していいか分からへんし、英語話せないし、
   本人を目の前にして「ファンです!」ってアピールしてもいやらしいし(笑
   その時にね「ウルフルズの曲をi−tunesで聞いた。」と。
   ちょうどアルバム“KEEP ON MOVE ON”に入ってた“あんまり小唄”を、
   スタッフがブルースチャートにUPしたらしい。
   そしたら、そのチャートって普段聞く人が居ないらしくて、
   ほとんど動きがないみたいなんだけど、、
   アッという間に、全世界チャートで6位まで行った(笑  
   それをブルースが好きなミック・ジャガーが聞いたらしい・・・っていう事を、  
   オレに話してくれて、「えっ!?」て顔をしてたら、
   分からそうとして「フフフ〜ン♪」てカタコトで歌ってくれた。
   それをオレが「あ〜・・・あンまぁり〜〜??」みたいに歌ったら「Yes!!」ってね。
 ケ その時のツーショット写真が事務所に飾ってあるけど、CGみたいやね(笑
 ト そう!合成したかの様に。
   で、昨今のデザイン問題を曲に照らしたら大変な事になるからね(笑
   でも、いろんなのがあるやん、好きとかリスペクトしてるとか・・・
   あと、音楽だと「似てるから好き」っていうのもあるんよね、
   「◯◯みたいだから好き」みたいな・・・
   「有名なバンド“っぽい”から、好き。」とか。
   音楽だと似てる=ダメっていう事でもないからね・・・
   オレの場合はけっこうアチコチから持ってくるけど。
   アウトやね(笑
 ケ オレのギターもだいぶアウトやね・・・
   今日だって、アウトっぽいフレーズだいぶ弾いてるし(笑
 ト 作った曲、半分以上アウト(笑
 ケ でも、音楽の場合おおらかやね。
 ト あと、この前のだと二次元だし見た目のそれしかないけど、
   音楽だと改作だとしても、
   自分が歌う事によって別の要素が入ってオリジナルになりやすいというか・・・
   それを好き言うた、お前らもみんなアウトやー!(笑
 客 アウトー!(笑
 ト (笑
   何か言えてスッキリしたわ。
   音楽って、そうやって影響されながら続いていく訳ですよ。
   昔からいろんな事に影響されながらやってきたけど、
   また懲りずにやるわけですよ(笑
 客 (笑
 ト 次も懲りてない曲を(笑


ウルフルシャッフル


そのまま間を空けずに、次の曲に繋がるメロディーから・・・

ワルツ
 ライブハウスみたいな狭い空間でこの曲だと、
 周りを気遣いながら盛り上がるのがタイヘン(笑
 でも・・・やっぱ楽しい♪

 歌い終えて、間を空けずに・・・

 ト 次はこれやね!
   ロッキン50肩ブギウギックリ腰ー!!

ロッキン50肩ブギウギックリ腰

 この曲で病名を使ったC&Rをやりました。

 ト 歌ってくれよー!
   ・・・腰痛!
 客 腰痛!
 ト ヘルニア!
 客 ヘルニア!
 ト にくばっなっれ!
 客 にくばっなっれ!

 みたいな。
 かなり長くやったけど、
 このC&Rはアホらしくて、楽しいです!(笑

星を見ていた
 すごいのを聞いたー!ほぼ初聞きに近い曲だー!
 今日一番のサプライズはこれかも。


 ト ありがとう
   いやぁ〜・・・50肩は熱量使うなぁ。
 ケ あのC&Rは他には絶対にないね(笑
 ト 数々の「アウト」を「セーフ」にするだけの破壊力はあります(笑
   あれ・・・歌うの楽しいな。
 客 もう一回!
 ト え!?(汗
   ・・・また来てくれ(笑
   今回は曲数が多くてね・・・もう一回くらい来てくれても。
   新曲やろうかな・・・
   何か言おうとして忘れたけど(汗


愛すれば
 ライブでは今日がお披露目の曲、
 自然発生でC&Rが成立。
 いい雰囲気でした♪


 ト ナイスコーラス!
   ありがとう!
   作ってる時に「こうなったらいいな・・・」と思ってたけど、
   初日の、この様子が広がっていく訳やね!
   ありがとう!!

 何かすっごい嬉しそうに話してたなぁ。

あついのがすき

 トータス→ケイヤン→サンコン→ジョンBと
 メンバー持ちまわってのC&Rと、
 その後に客席がメインのC&Rあり。
 「愛してるよ何してんの会えないなんてつまんない」を、
 メンバーから言うだけでなく、
 ファンからも言わせてくれるC&Rには、
 何でか・・・毎回泣けてきちゃうけど、
 今日は脇の方とはいえ最前列に居たので、
 泣き顔を見られて笑われちゃいました(笑


ええねん
 問答無用で盛り上がる曲。
 ライブには、あって欲しい曲♪

 歌い終えて下手袖へ。
 観客からは程なく「AAPコール」・・・
 あまり間をおかずにメンバー再登場。



−アンコール−

 ト ありがとう!
   (メンバー紹介を挟んで・・・)
   みんなのおかげで、無事に初日が明けました!
   ライブハウスから始まったけど、
   ホールの方が未だに緊張するんです。
   今日、来た時には「ほほぅ・・・はいはい」って、
   これくらいならと思ったけど、
   始まったら意外と迷いました(笑
   FCツアーの延長線上でいいかと思ったけど、全く別ものだね。
   新曲も多いし、「こんな感じになるのか!?」っていうのも見えたし、
   勉強にもなったし。
   ・・・途中でしゃべったデザイン問題、絶対に言うなよ!?
   あれはSNS禁止、ノーツイート、ノーフェイスブックで(笑
 
 ここでDrがリズムを刻みだし・・・

 ト 次のやるぞー!
   エブリバディーセイ!イェーイ!!
 客 イェーイ!!
 ト セイ!イェーイ!!
 客 イェーイ!!  
 ト セイ!イェーイ!!
 客 イェイ!!  
 ト オー!イェーイ!!
 客 イェーイ!! 
 ト イェイ!!
 客 イェイ!! 
 ト イェイ!!
 客 イェイ!! 
 ト・客 カーモン!ケイヤーン!!!

ガッツだぜ!!


 最後をかき回して・・・

 ト オレたちはー!!
 客 ウルフルズー!!
 ト 君たちはー!?
 客 お客ー!!
 ト ここはー!?
 客 たかさきー!!
 ト あーいことば(合言葉)はカモン!!
 客 A!A!P!
 ト せやな!
 客 せやせや!
 ト ウルフルズでしたー!!
   どうもありがとう!

 もう一度かき回して締め。
 観客に挨拶をして・・・

 ト また見てねー!!
   ウルフルズでした、どうもありがとう!!



− おことわり − MCや客席の様子・ステージ進行などについても100%正確なものではなく、 個人的に感じた事や覚えている事でしかありません。 ここで書いた事は、あくまでも「ライブの流れ等をなぞる程度のもの」・・・と、して下さい。 また気づいた事などがあったらボチボチと更新して行きます。 前のページに移動する時は、ブラウザの「戻る」「←」等で。